概要

鶴岡みらい健康調査」は、『未来の鶴岡を健康に!』を合言葉に、鶴岡市民・在勤者の皆さんの健康増進と疾病予防を実現する取り組みです。
 地域にお住まいの方の健康を長期間調査し、鶴岡の慶應義塾大学先端生命科学研究所の「メタボローム解析」技術を生かして、慶應義塾大学医学部とともに病気の新しい予防方法を開発します。さらに、地域のみなさんや「からだ館」と力を合わせて、未来の鶴岡の健康を実現する「鶴岡みらい健康づくり活動」を行っていきます。

調査のしくみ図




 本調査では、慶応義塾大学鶴岡市鶴岡市立荘内病院鶴岡地区医師会との共同で、鶴岡市在住で35歳~74歳の市民1万人の方々に協力をお願いして、25年間にわたって健康調査を継続して行います。
 世界でも最先端の分析技術である「メタボローム解析」の技術を持つ、鶴岡の先端生命科学研究所と、医学部が協力することで、鶴岡市民の病気の予防の鍵となる新しい医学情報を明らかにし、地域の健康づくりに役立つ新しい健康診断をつくることができると考えています。
 その成果は、とくに次代の鶴岡の皆さんの健康維持、予防医学に貢献することが期待されることから、「鶴岡みらい健康調査」と名付けました。

 そうした研究活動と同時に、地域のみなさんや医療機関、行政と力を合わせて、鶴岡の未来を健康にする「鶴岡みらい健康づくり活動」を行います。ホームページや広報つるおかを通した情報発信にとどまらず、地域の集いや学習会、講演会などの場で、一緒に健康課題解決を考えます。

 さらには、鶴岡のみならず、山形県全体、あるいは全国の健康づくりにも貢献すべく、山形大学が進める「山形分子疫学コホート研究」や、日本を代表する10万人規模の「日本多施設共同コーホート研究(J-MICC)」とも連携しながら、日本や世界に成果を発信してまいります。







お問い合わせ

慶應義塾大学先端生命科学研究所
鶴岡みらい健康調査事務局

住所 :〒997-0035
    山形県鶴岡市馬場町1-34 鶴岡地区医師会館内
メール:mirai@iab.keio.ac.jp

調査代表機関

慶應義塾大学医学部 衛生学公衆衛生学教室
 

住所 :〒160-8582 東京都新宿区信濃町35